中古絵本と、絵本やかわいい古本屋 -secondhand books online-

名著複刻 日本児童文学館第二集14 三十年目書き直し こがね丸

作:巌谷小波
口絵:武内桂舟
出版元:ほるぷ出版
発行年:昭和51年12月
サイズ:W110×H190×D20
重量:260g
本の状態:A− 外函・内函カバーありです。外函カバーにヤケ、本体は概ね良好です。

明治期を代表する子ども雑誌「少年世界」の主筆を務めていた巌谷小波が書いた「こがね丸」(1891年)は創作児童文学の起点と呼ばれています。(または小川未明「赤い船」とも言われています) 口絵を描いた武内桂舟(1861-1942年)は、明治・大正期に活躍した浮世絵師で、主に尾形紅葉とコンビの仕事が多かったのですが、彼は本書の口絵を描いたことがきっかけで挿絵画家の仕事も増えていきました。
そしてなによりも注目は、内函と装丁のかわいいこと! 挿絵は口絵のみですが、これは手元に置いておきたくなる一冊です。
SOLD OUT

  •  



Top