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〈児童書〉わらいねこ  理論社名作の愛蔵版

作:今江祥智
絵:和田誠
出版元:理論社
発行年:2008年7月33刷
サイズ:W155×H228 184P
重量:400g
本の状態:A− カバーありです。カバーに小さなスレ・ヨレ・端イタミ、多少の経年感がありますが、本編は概ね良好です。

初出は1963年。表題からねこの話かと思いきや、目次をみると『とおくへいきたい』『小さな花』『下町の太陽』『いつでもゆめを』などなど、懐メロの曲名がずらりと並んでいます。
じゃあ懐メロの話?と思いますが、登場するのは若さま、姫さま、殿さま、侍、浪人、ヤクザ・・・など、舞台が江戸時代の短編集でした。
著者の今江祥智さんのご先祖は上級武士の家柄で、明治維新で武士廃業、始めた商売が大失敗、二番目の息子を養子に出した先が北陸のヤクザの親分、親分の死後は商売人として生きました。この二番目の息子が今江祥智さんの父親なんだそうです。
そしてこの短編集は、この代々のご先祖さまのエピソードが書かれている直伝の本を手にした今江祥智さんが、漢字の羅列を読み解き、当時を想像して書き上げた一冊なんだそうです。

※掲載画像は同じ本を紹介する為のサンプル画像で、再出品の度に実物画像を添付し直しておりません。(画像アリの記載があるものは除く)
※一冊ずつ確認をしておりますが、古本という性質上、本の状態の記載内容は目安としてご参照ください。
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