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トトンぎつね おはなしのたからばこ

文：今江祥智
絵：植田真
出版元：フェリシモ出版
発行年：２０１０年２月１９日１刷
サイズ：Ｗ１９３×Ｈ２５０
重量：３３０ｇ
本の状態：Ａ−　カバー・帯ありです。カバー・帯に小さなスレ・ヨレ・端イタミ、微めくりシワのあるページがありますが、本編は概ね良好です。

トトン トトン トトン ―ま、さ、こ、ちゃん。　たしかに正子の名をよぶのです。はあい、と、おもわずへんじしてしまって、あっと、口をおさえました。だって、いまはよなかです。こんなじかんに、おともだちがくるはずがありません。でも、はあい、なんてうっかりへんじしてしまったからには、でてゆかねばなりません。　正子はカラカラカラと、戸をひらきました。そして、とびあがるほど、びっくりしました。―まあ！ キツネなのです。それも二ひき。お月さまのひかりで、ぎんいろにかがやいた、毛のふかふかした、キツネのおやこが、たっているのです。　本文より抜粋。
ピンク色のカーテンの向こうに広がるやみ夜の世界。なにか不思議なことが起こってもおかしくありません。１９６１年に「ぽけっとにいっぱい」(理論社)から出版された、今江祥智さんはじめての童話「トトンぎつね」の新装復刊です。

※掲載画像は同じ本を紹介する為のサンプル画像で、再出品の度に実物画像を添付し直しておりません。(画像アリの記載があるものは除く)
※一冊ずつ確認をしておりますが、古本という性質上、本の状態の記載内容は目安としてご参照ください。
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