中古絵本と、絵本やかわいい古本屋 -secondhand books online-

おひさまをはこぶちょう

作:石沢小枝子
絵:小沢良吉
出版元:PHP研究所
発行年:1980年8月5日1刷
サイズ:W225×H298
重量:450g
本の状態:B カバーなしです。表紙に少し経年のスレ・アタリ・角ツブレ、天に経年シミ、少し古い版ですが、本編は概ね良好です。絶版。
ISBN:9784569580821

ちょうは お堂のなかをさぐるように一まわりすると、むじゃきにいいました。
「おきのどくねえ、こんなくらいところで。」
だいぶつさんは めんくらってまばたきしました。
「そうかな。でも、このはしらなんか りっぱなものだろう?」 本文より。

暖かな日差しの中で一斉に花が咲く外の景色を見せたくて、紋白蝶は冷たいお堂の中にいる大仏様を誘いに来ます。
それでも外に出ていかない大仏様のために、紋白蝶は毎日のようにお堂にやって来るようになりました。
そんな紋白蝶の優しさ触れた大仏様は嬉しくて幸せな気持ちになっていましたが、やがて季節は過ぎ、冷たい風が枯葉を吹き散らす頃、まるで風に吹き飛ばされるように紋白蝶がお堂に入ってきます。
今にも命の灯が消えそうな紋白蝶の様子を見た大仏様は・・・

※掲載画像は同じ本を紹介する為のサンプル画像で、再出品の度に実物画像を添付し直しておりません。(画像アリの記載があるものは除く)
※一冊ずつ確認をしておりますが、古本という性質上、本の状態の記載内容は目安としてご参照ください。
SOLD OUT

  •  



Top