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サバクでおちゃを

作：木葉井悦子
出版元：フレーベル館
発行年：１９９５年４月３刷
サイズ：Ｗ２１８×Ｈ３０５
重量：４１０ｇ
本の状態：Ｂ＋　カバーありです。カバーに小さなスレ・ヨレ、小口に微シミなど、多少の経年感がありますが、本編は概ね良好です。品切れ、重版未定です。

あるひのこと、サソリが１ぴき ござのふちをあるいてきた。おとこが、「いいなあ、おまえさんは どこへでもいけて」 サソリが、「いいなあ、おまえさんは ねそべって ３ど３ど ごはんがたべられて」「ものはそうだんだけど、わたしのからだをあげるから、ここにねそべって ３ど３ど たべてくれ。そのかわり おまえのからだを わたしにくれないか」「ああ、いいとも」　本文より。こうして牢屋に閉じ込められていた男は、サソリとお互いの体をとりかえっこしました。サソリになった男は大喜びで故郷へ向かいますが・・・。

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