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九つの泣きべそ人形　―ポーランドの民話より―

文：アン・ペロウスキー
絵：チャールズ・ミコライカ
訳：いわたみみ
出版元：ほるぷ出版
発行年：１９８６年４月１０日５刷
サイズ：Ｗ２１０×Ｈ２１３
重量：２６０ｇ
本の状態：Ｂ　カバーなしです。表紙に小さな経年のスレ・キズ・アタリ・角ツブレ、天小口にうすいシミ、両表紙の見開きやページに少しヤケ・めくりシワなどの経年感がありますが、本編は問題なく読めます。品切れ、重版未定です。

赤ちゃんのアントレック坊やは、それはもうよく泣く子で、ひどいときには朝から晩まで泣きどおし。母さんは、どうしたらよいものか、ほとほと困りはてておりました。本文参照。すると、物知りのおばあさんが、古着の袖を切り取って九つのぬいぐるみ人形を作り、市場へ持っていって、通りかかる荷馬車のなかへ、だれにも見られずに、ひとつひとつ投げ込むように、と教えます―。
ポーランド人とウクライナ人を両親に持つイラストレーターのチャールズ・ミコライカが、ウクライナ地方に古くから伝わる手法と、ポーランドの切り絵の技法を用いて描きました。
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