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きのいちねん / ちっちょのだいすきなき　学研フローラル

〈きのいちねん〉
作：松永禎郎
文：高田敏子
〈ちっちょのだいすきなき〉
作・絵：イワン・ガンチェフ
文：松永禎郎
出版元：学研
発行年：１９８３年８月１０日４刷
サイズ：Ｗ２１８×Ｈ２６３
重量：６４０ｇ
本の状態：Ｂ＋　カバーなしの本です。表紙に小さなスレ・ヨゴレ・アタリ・角ツブレ、全体的に多少の経年感がありますが、本編は概ね良好です。品切れ、重版未定です。

〈きのいちねん〉
「もうすぐ はるが くるよ。」きに はなしかけたのは おひさまかしら。かぜかしら。それとも まいにち あそびにくる こどもかしら？ きは おひさまからも、かぜからも、こどもからも、ききました。そして じぶんでも いいました。「もうすぐ はるに なるよ。みどりの はを たくさん ようい しなければ。　本文より。
〈ちっちょのだいすきなき〉
あるひ、ひとがきて、もりのきを きりたおしました。ちっちょの だいすきなきも、きられてしまいました。そして、どこかへ はこばれていきます。「ちい、ちい。」と、ないて ちっちょは とびました。もりのきは、かもつれっしゃに のせられて、どこかへ はこばれていきます。ちっちょは いっしょうけんめい はねをうごかして、あとを おっていきました。　本文より。
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