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うみの女王とまほうのスカーフ エストニアの民話

絵:B. シャトゥーノフ
再話:M. ザドウナァイスカ
訳: 宮川 やすえ
出版元:岩崎書店
発行年:1992年8月31日3刷
サイズ:W218×H247
重量:390g
本の状態:B+ カバーありです。カバーに小さなスレ・ヨレ・ヤケ、本編は概ね良好です。品切れ、重版未定です。

そのとしエストニアのうみべでは、どういうわけか、さかながぜんぜんとれなくなってしまいました。どうしたらいいか、みんなでそうだんしていると、ひとりのりょうしがいいました。「カーレルじいさんのところへ いってみよう!」「カーレルじいさんは、うみの女王と なかよくなったことがあるそうな。あのじいさんなら、なにか知っているかもしれないよ」本文より抜粋。そしてカーレルじいさんは、りょうしたちに まほうのスカーフをかしますが・・・。色とりどりの魚たちが登場するファンタジックなこの絵本を読むと、遠いエストニアの雰囲気を想像したくなりました。
バルト海に面したいわゆるバルト三国のなかで、エストニアはそのいちばん東にあり、ロシア共和国と地続きです。広さは日本の四国と同じくらい、人口は約150万人。レニングラード(現サンクトペテルブルグ)市から汽車で5時間5分乗ると、首都タリンにつきます。タリンは、昔の面影のままを復元した美しい町です。この国の文化は、他のソビエトの共和国とは違った個性的なものをもっています。あとがきより。
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