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眠れぬ王さま

文:スヴェトスラフ・ミンコフ
絵:ルーメン・スコルチェフ
訳:松永緑弥
出版元:ほるぷ出版
発行年:1983年1月15日2刷
サイズ:W230×H307
重量:380g
本の状態:B+ カバーなしです。表紙に小さなスレ・アタリ・角ツブレ、小口にうすいヤケなど、多少の経年感がありますが、本編は概ね良好です。品切れ、重版未定です。

森にすむ魔法使いの小人は、森の住人たち―鳥や、けものや、虫けらたち―のどんなこまったことにも救いの手をかしてやるやさしい人がらでしたが、ある春の朝、不眠症になやむ王さまの使者だという白ねずみが小人のところにやってきて、なんとかして、王さまの眠れぬ病をなおしてあげてほしいとたのみます。そこでさっそく、小人は白ねずみといっしょに王宮におもむき、王さまの不眠症をなおしにかかりますが、その方法というのが、なんと、王国にくらすまずしい不幸な民衆たちの生活の話を読んできかせることでした。この童話のうらにには、これが書かれた1933年ごろのブルガリアの民衆の苦しい生活にたいするミンコフの同情と怒り、少数の大金持の利益を擁護しようとする、国王を頂点とした支配者への痛烈な批判と風刺がこめられているように思われます。本書紹介文より抜粋。

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