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絵本グリムの森5 あめふらし

絵:出久根育
訳:天沼春樹
出版元:パロル舎
発行年:2005年10月20日2刷 
サイズ:W207×H306
重量:460g
本の状態:A− カバーありです。カバーに小さなスレ・ヨレ、表紙天地に小さなアタリ、本編は概ね良好です。品切れ、重版未定です。

むかし、ひとりの王女がいました。王女は、城の高い塔に十二の窓をもつ広間をもっていました。広間からは国中をくまなく見渡すことができ、第十二の窓から見渡すと地下にひそむものまでも、なにひとつ王女の眼からかくれることはできませんでした。そして王女は、自分の夫になりたければ千里眼の自分と勝負をして、彼女の眼からすっかりすがたをかくさなくてはならない、というおふれをだしました。ただし、王女にやぶれた者は、首をはねられたうえ、クイに串刺しにしてさらしものにされるのでした。本文より。
出久根育さんは、本書の原画で第19回ブラティスラヴァ世界絵本原画展のグランプリを受賞しています。
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